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日本ウエルネス学会は

日本ウエルネス学会はウエルネスに関心をもつものが集まりウエルネスに関する様々な問題を 学際的に研究し、研究成果の普及、実践を目的とする学会です。

のんびり行こうよ ウエルネスライフ!

日本ウエルネス学会 理事長 宮田浩二

平素は日本ウエルネス学会の運営にご理解とご助力を賜りましてまことにありがとうございます。

本年度の学会大会は、感染対策を講じた上で、3年ぶりに、対面において第19回大会を開催する運びとなったことは、嬉しい限りです。本大会が対面において開催することができたことは、学会としてのウエルネス研究の更なる進展がはかられると同時に、学会員相互の研鑽と交流を深められ、小旅行を兼ね、さらに現地関係先の訪問なども通じて、知見やネットワークを広げていけることができたと思います。

今大会の開催にあたり大会実行委員長の沼澤秀雄先生をはじめ大会実行委員会の皆様に感謝しております。

今年の学会大会は、「ウエルネスとスポーツ」をテーマとして、全ての学会員の皆様に、お楽しみいただけるような内容を企画して頂きました。さまざまな道を示すことができました。ブログラム、開催要項に掲載された様に、研究発表セッション、また「すべての人の生きる歓びのために」と題して、シンポジウムが行われました。学会大会の2日間、ネット上では、味わえない皆様にとって実り多き有意義な大会となりました。

また、学会の重要な役割は、会員相互の意見や情報の交換により互いに刺激を与える場を提供することで学術を進歩させることであると思います。また、本学会誌であるWellness Journalの果たす役目は大きいと言えます。

さて、未だ続くコロナ禍になって大きく世界が変わったと言っても過言ではない昨今、ウエルネスが時代の上位の価値観になってきていいると感じます。この時期こそ、より良い健康観の形成にとってウエルネスの考え方が重要になると考えるからです。また、人々に、より幸福で充実した人生を送る健康の方法を提示できるのがウエルネスの理論とその方法であると思っています。大切なことは、自分にとっての健康の価値について、今こそ考えていくことであろうと思います。これを今より考える時であろうと思います。日常を通して、健康観が変容し、こころの健康につながり、いわゆる物質的豊かさから精神的豊かさへ向かっていく現代社会においては、人との“つながり”がより大切であることを再確認し、抗わずに生きること、精神的健康・ウエルネスライフを送っていくことが大切であると感じる今日この頃です。ウエルネスとは、SDGsの取り組み、社会情勢・時代によって人々のライフスタイルと価値観も変容していくなかでその概念も変化していくものです。

私たち人間の行き過ぎた欲望の追求によって壊されていく地球環境の現状と課題を鑑みると、「無為自然」な生き方こそウエルネスライフであろうと思います。“かけがえのない地球(Only One Earth)”を柔軟な思考から取り戻すことに気づき、地球にやさしい生き方をしていく事を学習(学修)し、行動していくことがこれから長くこの地球で生活するためにもウエルネスライフは、大切な事なのだと思います。あるがままに、のんびり行きましょう!

今後とも皆様の幅広い研究を心から期待するとともに、ご指導とご支援の程をお願い申し上げる次第です。

 

大会実行委員長の沼澤先生と宮田(筆者)

 

日本ウエルネス学会事務局

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愛知県みよし市福谷町西ノ洞21-233
東海学園大学 スポーツ健康科学部
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日本ウエルネス学会事務局
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