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日本ウエルネス学会は

日本ウエルネス学会はウエルネスに関心をもつものが集まりウエルネスに関する様々な問題を 学際的に研究し、研究成果の普及、実践を目的とする学会です。

コロナ禍における日本ウエルネス学会の役割

日本ウエルネス学会理事長 宮田浩二

 本学会大会は、回を重ね、今年度で17回となりました。本年度の学会大会は、本来であれば、安芸の宮島、広島修道大学にて、美味しいものも堪能しながら開催をするはずでしたが、「大会開催にあたって」に記載されている通り、日本国内における新型コロナウィルスの感染拡大の推移を踏まえ、開催について実行委員会ならびに学会理事会において慎重に検討を重ねてきました。全国から参会していただく皆様の安全の確保や学会としての社会的責任等を考慮した結果、当初の予定通りの開催は困難であるという結論に達し、日程は変更せず開催の方法を「集合しない」方法、すなわちインターネット活用した「オンライン」開催に変更し、開催されました。こうした形態での開催はもちろん、初めてのことですので準備や試行、検証準備にあたって頂いた西村仁志先生をはじめ大会実行委員会の皆様に敬意と感謝を申しあげます。

 さて、毎年の学会大会は、ウエルネス研究の進展がはかられ、学会員相互の研鑽と交流を深めるとともに、先ほども述べた様に小旅行を兼さらに現地関係先の訪問なども通じて、知見やネットワークを広げてまいりました。残念ながら今回のコロナ禍で、これらのことを対面で、また現地で行うことが困難になりました。今回の大会テーマは、コロナ禍にある今にもふさわしい「ウエルネスで導く、社会の復興」でした。各種の会合、研究会やイベントなど様々なものがオンラインに切り替わることで、逆にそのメリットも見えてきたことも確かです。コロナ禍において、学会大会等を通して私たちは、多くの深い問いに気づかされたと思います。その問いにより私たちは、今まで無意識・無自覚だったことに対して日々気づかされている昨今です。それは、ウエルネスで大切な価値観の変容です。その価値観の変化には常に恐怖と不安が伴います。「withコロナ、afterコロナ」も含め学会大会でも皆様との情報交換、意見交換等を通して、当たり前だった日常が失われたことで、改めて顕在化された問題に気づかされました。この状況下で自立してウエルネスに生き、私たちの暮らしや地域社会との関わりを持ちながら、自分の現在の生活習慣(ライフスタイル)を点検し、自分で変えなければならないことに気づき、これを変革していくことを通して、単に病気や障害の有無で健康を考えるのではなく、人の生きがいや尊厳といった総合的な見地から健康に相応しい資質・能力を身につける事が、これからもウエルネス学会の目指す課題であるかもしれません。

 本学会は、第1回大会から研究者ばかりでなく実務・実践に携わる学会員の皆様が、多様な研究・実践の成果を議論する場であるところに大きな意義があります。ウエルネスに興味・関心のある方々に是非、本学会に入会していただき、一緒に研究し、社会に貢献できるよう活動していこうではありませんか。

 早くコロナ禍の状況が落ち着いて、皆様が安心して集い、働き、学び、おだやかに暮らせる日の来ることを願っております。

 本学会がさらに発展するためには、会員の皆様のご理解とお力添えがなくてはならないものであることは言を俟たないことです。会員の皆様におかれましては、本学会に対する忌憚のないご意見を頂戴したいと存じます。

今後とも、ご指導、ご支援の程をお願い申し上げます。

         日本ウエルネス学会 理事長 宮田浩二(文教大学教授)

日本ウエルネス学会事務局

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日本ウエルネス学会事務局
TEL.0463-58-1211(内線3554)
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